2015/02/25

慰安婦遺族会発足


遺族会ねぇ。ソウルの慰安婦博物館はともかく、ナヌムの家などは20年もすれば寂れていそうな気がする。そう、2017年には近所に慰安婦人権センターも完成することになっているのだが・・・。

慰安婦被害者の遺族会 28日に発足=韓国

旧日本軍の慰安婦被害者が共同生活を送るソウル近郊の施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)は25日、被害者の家族らによる遺族会が28日に発足すると明らかにした。

遺族会は日本の戦争犯罪を告発し、日本政府の公式謝罪や法的賠償を求めるとともに、慰安婦問題に関する被害者の証言活動や追悼事業などを支援する。亡くなった被害者2人の遺族やナヌムの家で生活している10人の家族が参加する。

生存者の平均年齢が90歳ほどの高齢で、健康悪化などにより証言などの活動が徐々に難しくなっているが、日本の妄言や歴史歪曲(わいきょく)の動きが強まっていることを踏まえ、被害者の家族らが慰安婦問題に自主的に取り組むことになった。ナヌムの家の付近に2017年ごろ、「慰安婦被害者人権センター」が設置されるとセンター内に事務所を設け、被害者支援や問題解決に向けた活動に取り組む方針だ。

遺族会発足までの道のりは平たんではなかった。慰安婦被害者の身内だと知られることを嫌がる人もいる。ナヌムの家の安信権(アン・シングォン)所長は「昨年から家族たちに意見を聞いたところ、快く賛同してもらい、遺族会を立ち上げることになった」と伝えた。

一方、ナヌムの家は28日、独立運動記念日「3・1節」の記念式を兼ね、慰安婦被害者の追悼式を開く。