2013/02/01

[資料] 慰安婦、朝鮮学校への支援呼びかけ


吉元玉ハルモニ

 ビデオレターですが、こうやってまた会えてうれしいです。
 頻繁に直接会って喜びを分かち合えればいいのですが、映像で失礼します。

 皆さんが「戦争と女性の人権博物館」建設に協力いただいたおかげで、無事に開館しました。これからもうまくいくようにたくさん広報してください。多くの人が関心を持って博物館を訪問してくれることを願っています。
 いつもウォノクが話すと「皆さんに助けて欲しい」「参加して欲しい」ばかりでしょ。他に何もありません。皆さんよろしくお願いします。

 それから金福童ハルモニと私とでナビ基金をはじめました。
 これにも協力してくれることは知っています。これからもより一層協力をお願いします。

 運動が20年と言いますが、私たちにとっては70年間胸を痛めて今日まで来ました。とても辛い道のりでした。私たちがもっとがんばればいいのだけれど……。だから後援するにも足りず申し訳ない気持ちですが、皆さんが助けてくれると有り難いです。

 もうひとつお願いがあります。

 我が民族の学生が日本の朝鮮学校に通っています。
 ところが日本政府はなぜその学生たちを支援しないのでしょうか。

 学ぶことで歴史が正されるのです。

 政府や民間が心を合わせて学生に教えることで、未来が明るく開けるのです。

 歴史を正しく知らなければ、どうやって生きていくのですか。
 私たちが何も知らないといっても、ある程度の歴史を知るべきです。歴史を知らないと愚か者になります。学生たちがしっかり勉強できるようにしてください。子どもたちはしっかり学ばなければ。学ぶことでしっかりと生きていけるのです。

 皆さんが朝鮮学校を支援してくださるよう、お願いします。