2012/06/02

「そんな事は言っていない」



で、この話のオチは、「そんな事は言っていない」

慰安婦問題 韓日政府が新たな解決策を模索=消息筋

【東京聯合ニュース】韓国政府と日本政府が旧日本軍の従軍慰安婦問題と関連し、新たな解決策について話し合ったようだ。
韓日外交消息筋によると、日本政府は先ごろ、韓国に慰安婦問題の解決に向けた三つの案を提示した。正確な内容は確認できていないが、同案には日本側の謝罪が含まれているとされる。
韓国は日本の新たな提案が慰安婦問題を解決するのに不十分だと判断し、「もっと踏み込んだ案を提示すべき」との立場を表明したが、両国間の協議にさらなる進展はなかったようだ。
韓国政府は先ごろ、「慰安婦問題の解決に向けた政府の努力が不十分」と指摘した韓国憲法裁判所の判決を受け、日本側に協議を提案。日本は「(慰安婦問題解決のため)何が可能なのか知恵を集め、検討をする」との立場を示していた。
一方、日本政府は1992年、「慰安所の設置や運営・監督などに政府が関与した」と認めたことがあり、村山富市内閣は1995年に「女性のためのアジア平和国民基金(アジア女性基金)」を官民合同で設立し、被害者への補償に踏み切ろうとした。
しかし、韓国市民団体が「日本政府の責任回避で、謝罪が抜けている」と反発し、解決に至らなかった。


慰安婦問題 「日本が謝罪を提案」韓国で相次ぎ報道 両国政府は否定

【ソウル=加藤達也】聯合ニュースなど韓国メディアは1日、日韓両政府が最近、日本統治時代の慰安婦問題をめぐり、「日本側の謝罪」を前提に話し合いを持ったと伝えた。ただ、日韓双方の外交筋は提案そのものを否定している。

聯合ニュースは日韓外交筋の話として、「韓国は日本の新提案が慰安婦問題解決には不十分と判断。『(日本側は)さらに踏み込んだ案を示すべきだ』との立場を表明」し、進展はなかったもようだと報道した。KBSテレビは、「日本側の法的責任が明確でなく不十分」で、韓国側が拒否したとした。

また、京郷新聞は日本の提案には日本政府が慰安婦に直接補償する案も含まれ、4月に訪韓した斎藤勁官房副長官が韓国側に伝えたものだと報じている。

一連の報道は、韓国MBCテレビが5月31日夜、東京発で伝えたのが発端。日本側が、野田佳彦首相の李明博大統領への謝罪や、武藤正敏駐韓大使による元慰安婦への謝罪も提案したとしている。

日本政府筋は、謝罪を含む一切の提案の事実を否定した上で、「日本の立場に変更がない以上、日本側が首相の謝罪を含む案を示すこと自体、難しいだろう」とし、韓国での報道を疑問視している。

産経 2012.6.1