2012/03/11

東北アジア歴史財団と挺対協「慰安婦の苦しみ忘れない」イベント



東北アジア歴史財団と挺対協のコラボ。青少年を集め、慰安婦問題(伝説)を通して民族の歴史(悲劇)を教える。・・・こういう人達がいるから、日本人と韓国人の若者がお互いを憎み合うようになるのだろう。幸い日本のメディアや教育現場は韓国に対して鷹揚なので、かなりの程度これを緩和してくれているが、この事が逆に一部の日本人の不満を抱かせている。

良心的日本人が火に油を注ぎに行くのも、いつものこと。残念なことだが、これが現実。

慰安婦の苦しみ忘れない ソウルで10日にイベント

東北アジア歴史財団はソウルで10日、元慰安婦の痛みを分かち合うイベント「3・1節記念歴史コンサート」を開催する。

旧日本軍の従軍慰安婦にされた女性らを支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」などとの共催。

300人以上の青少年らが参加し、写真展示やトークコンサートなどを通して民族の歴史や元慰安婦の苦しみを理解する。

トークコンサートには慰安婦を描いたアニメ「少女の話」(原題)のキム・ジュンギ監督や「戦争と女性の人権博物館」日本建設委員会の活動家らが出席する。

聯合ニュース 2012.3.10

追記:

韓国の元慰安婦「20年戦ったが何も解決されていない」
「14歳の時に日本軍の奴隷として連れて行かれた苦しみを、韓国の国民はどれほど知っているだろうか。1992年から20年間にわたり戦ってきたが、何も解決されていない」。日本軍‘慰安婦’の悪夢を忘れられないキム・ボクドンさん(87)の証言だ。

キル・ウォンオクさん(85)は「一緒に集まって暮らした234人のうち今も残っているのは63人。私たちがみんな死んでも、必ず日本から謝罪を受けてほしい」と訴えた。

日本軍‘慰安婦’をテーマにした歴史コンサートが、東北アジア歴史財団(理事長・鄭在貞)、サイバー外交使節団VANK(団長パク・キテ)、韓国挺身隊問題対策協議会(常任代表ユン・ミヒャン)の共同主催で10日午後、ソウル梨花(イファ)女子高100周年記念館で開かれた。中央日報が後援した。

400席をほぼ満たした小中高校の青少年を対象に歴史クイズ、アニメ上映、討論会、演劇鑑賞などが行われた。タレントのリュ・シヒョン氏が司会を務め、招待客としてアニメ「少女の話」を制作したキム・ジュンギ監督、ユン・ミヒャン代表、戦争と女性人権博物館日本建設委員会で活動する日本人のワダ・ヨシヒロ氏、ソ・ヒョンジュ東北アジア歴史財団研究委員、キム・セボムVANK研究員、青少年サークル「ヘッダム」の学生チャン・ハウンさん、チョ・ミンジさんがパネルとして参加した。

まだ一般公開されていないアニメ「少女の話」は淡々とした展開だが、慰安婦の歴史の痛みをよく伝えている。このアニメはドイツとイタリアのアニメフェスティバルに出品される。海外広報が終わる来年には一般公開される予定だ。

ユン・ミヒャン代表は「日本政府が犯罪を認める、真相究明、国会決議の謝罪、法的賠償、歴史教科書の記録、慰霊塔と資料館の建設、責任者の処罰など7つの事項を要求している」と説明した。